谷繁元信氏 捕手目線で嫌だった巨人打者「どうしても松井は入ってこない」

 谷繁元信氏
絶賛された篠塚氏のバッティング=1993年
2枚

 元中日監督の谷繁元信氏が、17日に投稿された元巨人・高橋尚成氏のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」に登場。捕手目線で嫌だった歴代巨人の打者について語っている。

 まず、真っ先に名前を挙げたのは篠塚和典氏。通算1696安打の左の巧打者について、「篠塚さんの力感のないバッティング。キャッチャーをやっていると、ヘッドが遅れて出てくるのが分かるわけじゃん。本当に出てこないからね。振るわけでもなく、スローモーションのようにバットが出てくるんだけど、軌道は変わらない」と解説した。

 さらに同時期の打者ではクロマティ氏、駒田徳広氏を挙げ、「(駒田氏は)あんな大きいのにちっちゃく構える。ヒットを打つ技術があった」と振り返った。

 また、「ミレニアム打線」と言われた2000年では強打者が揃うなかで「おれはこそっと清水」と、ここでも巧打者タイプの清水隆行氏を挙げた。

 続けて、松井秀喜氏にも触れたが「松井も嫌だけど、(自分の中で)松井ってあまり挙がらない。なぜかというと当たり前。ホームランも50発打っているし。どうしても松井は入ってこない。すごいのは確かなんだけど。キャッチャーとして嫌なのって単純なすごさじゃなくて、いやらしいところが嫌。そうなると、さっき言った清水、(阿部)慎之助」と語った。高橋氏は「キャッチャー目線って、全然違いますね」と興味津々だった。

 また、9分14秒の動画で清原和博氏や高橋由伸氏についても言及。「打ち取りやすいと感じていた打者」などについても語っている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス