韓国の男性ダンスボーカルグループ「超新星」が27日、東京・代々木第1体育館でファンミーティング「Festival」を行った。

 メンバーのソンモ、ゴニル、ジヒョク、グァンスが3月韓国軍に入隊予定で、5人そろっての日本でのイベントはこの日が最後となった。代表曲「WINNER」「SHINING STAR」などを披露したほか、トークコーナーでさまざまな企画を行って、1万人のファンを楽しませた。

 入隊する4人はファンに、ユナクはメンバーへの思いを手紙で伝えた。

 ソンモは「長い間応援してくれたみなさんに、本当に心から感謝しています。ソンモという木が耐えながら育つことができたのも、丈夫で根強いミルキーウェイ(超新星ファンのこと)になってくれたおかげです。笑顔で待っていてください」。

 グァンスは「これからは心配していないです。全力で、側で支えてくれたみんなを8年間見てきました。俺らが戻ってくる場所を作ってくれると思います。みんなからもらった愛を胸に、訓練も頑張って、みんながいる日本に戻ってきます」。

 ゴニルは「今まで僕たちはいつも幸せでした。超新星として、1人の男、人間として、生きてきたこの8年間を心に刻んで、さらにかっこいい人になって帰ってきます」。

 ジヒョクは涙ながらに「2年間会えないかもしれませんが、本当にいなくなるわけではないので、悲しまないでください。長い時間、とても幸せでした。死ぬまで忘れないと思います。思い出すときは、幸せな記憶だけにしましょう。元気でいてください。ユナクとソンジェをよろしく」。

 メンバーを見送るユナクは「本当にお疲れさま。2年間、肉体的にも精神的にもつらいかもしれないけど、頑張ってきてください。これからは僕の出番ですね。ソンジェもいるし、ミルキーウェーもいるから、心配いらないでしょう。君たちを待ってるから、元気でいってらっしゃい」とつづった。

 最後は、5人で肩を組んで「STAY WITH ME」を歌った。「この景色が、2年見られなくなる…」(ソンモ)と4人は涙を流しながら、ひとまずの日本のファンとの別れを惜しんだ。1人ずつステージ後方のドアを開けて、ステージを去った。

 今後はユナクと、ソンジェ(5月除隊予定)の2人で活動していく。この日は、全国37都道府県の映画館でライブビューイングも行われた。