タレントはるな愛(49)が20日、都内で、こども食堂を通じて「誰も取りこぼさない社会の実現」について考えるトークイベントに登壇し、18日に35歳で急死した神田沙也加さんを悼んだ。

はるなは「ほんとに、ショックでした。どうかうそであってほしいと思って…」とうつむいた。

はるなと神田さんはプライベートでも交流があったという。「2人でカラオケに行ったり、ご飯を食べに行ったりして、いろんなお話をさせていただいた。何か私も受けとれなかったのかなって…。残念です。彼女の選んだ道だったのかな。よっぽど苦しかったのかなと思います。それだけ悩んだ結果ならゆっくりと休んで欲しい。でも本当に残念で仕方ない。すごくすてきな女性でした」と涙ながらに悼んだ。

はるなは大の松田聖子ファン。「幼いときから、聖子さんからたくさん生きるメッセージをいただいていまして、沙也加ちゃんとも聖子さんの曲を一緒にうたったこともあって。ご両親を愛していたのは伝わっていたので、本当に悔しいです。生きてて欲しかった」と目頭をおさえた。

最後に会ったのはコロナ禍前だったという。「落ち着いたらご飯行こうねって話してたんです。(神田さんの主演ミュージカル)『マイ・フェア・レディ』も機会あったらどこかで見に行きたいと思っていた。何か連絡できたらっていう思いもあります。本当に残念です」と惜しみ、「気配りができて、本当にいいお嬢さんに育ったな、っていう。すごいすてきな女性だなっていう憧れもありました」と神田さんの人柄をしのんだ。

 

 

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