千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」が20日、クレーンゲームアプリ「トレバ」新CM発表会に出席した。

 トレバは、2012年からサービスを開始した世界で初のオンラインクレーンゲーム。景品はぬいぐるみだけでなく、日用雑貨、ファッションや玩具など毎月2000種類以上が追加される。

 新CM「ふなっしーキャラクター」篇、「ふなっしーキャンペーン」篇は来年元旦から全国で順次放送。2年前にも「トレバ」CMに出演しているが、ふなっしーは「本当にすごい急にCM(出演)が決まった。CMは半年前から話し合ったりするけど、社長が急に『ふなっしーがいいな』と、突然オファーが来たなっしー!」と驚いた。

 普段の「なし」の姿とはやや違うメイクでの登場となったが、「来年は干支がとら年なんで。どうりで入り時間が早いと思ったなっしー」と裏事情を明かして笑わせた。

 来年はなしの世界から地上に降臨して10周年。「これだけ続けられるとは一切思ってなかったなっしー。半年くらいでなしの世界に帰るのかなと思ってたけど、意外と皆さんがなしの妖精のことを好きになってくれて。もうちょっといようかなと思ってるなっしー」と感謝した。

 それでも体力的には「今すぐにでも」なしの世界に帰りたいと願望を告白。イベントでは司会を務めた元AKB48の西野未姫(22)やカメラマンからジャンプを要求され、何度も飛び跳ねたが、ジャンプ力の低下を指摘されると、ふなっしーは「悔しいけどその通り」と苦笑いした。

 コロナ禍でファンとの交流が減ったこともあり、来年の抱負について「来年はイベントを増やして、みんな会いたいなと思っているなっしー。来年はみんなに会うなっしー!」と意気込んだ。