漫才コンビ「オール阪神・巨人」のオール巨人が20日、「M―1の帰りです!」というタイトルでブログを更新。タレントの上沼恵美子とともにM―1審査員を今年限りで卒業することを宣言した。

 巨人は「あの~ね、書いてもええのかな」としながら、番組放送前の上沼とのやりとりを述懐。「僕はもう来ないつもりです、ほんま! 私 巨人さんが出はるって聞いて今年も 来たんよ! え、僕も上沼さんが来はるって聞いて(笑)二人で約束しました! 今年で卒業することを!」と〝同時卒業〟を示唆した。

 とはいえ、お笑いへの情熱は尽きることなく「来年は誰とM―1見よかなぁ~ 大阪の若手と一緒に見よかなぁ(笑)」と早くも熱戦を心待ちにしている様子。

 M―1審査員をめぐっては、紅一点の上沼恵美子も、20日に放送された自身がパーソナリティを務めるABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』で「最後のお務めとして頑張らせていただいた」と振り返り、卒業を匂わせている。

 4年連続、審査員の顔ぶれが変わらなかったのは番組史上初。馴染みのある大御所2人の顔が番組で見られなくなるのは寂しさがあるが、M―1グランプリは進化を止めることはないはずだ。