歌手のHANSUKEが22日、東京・タワーレコード渋谷でデビューシングル「胸キュンBIKE」の発売記念イベントを行った。

 J―POP界に〝異色の歌手〟がまた1人誕生した。HANSUKEの肩書は「総合プロデューサー」で会社社長として音楽、ゲーム、ガジェット家電、チェーンレス自転車など手掛けた商品の累計売上額は5000億円以上。最近では芸能活動も開始し、ラジオパーソナリティーとして全国にファンを広げている。

 同曲は自社の商品であるチェーンレス電動アシスト自転車「HONBIKE」のCMソング。軽快なサウンドにキャッチーでコミカルな歌詞が特徴だ。さらに新曲のアレンジバージョンとして、友人であるタレントのデヴィ夫人と神田うのがコーラスで参加している。

 同イベントにはデヴィ夫人とうのも登場。HANSUKEは「新人のHANSUKEです。みなさん、よろしくお願い致します。よく、会社やってて、なぜ歌手をやるの?と言われるんですけど…(エンゼルスの)大谷さんを尊敬しています。僕は商品を歌にして、歌好きのみなさんにも商品を愛用していただきたい」と二刀流を宣言。今後の目標は「なるべく早くに紅白に出たいです!」と掲げた。

 デヴィ夫人は「何をするのか想像もつかない、とにかく欲張りということが分かりました。紅白に出場なんてよく言うなあと」と苦笑い。神田は「前向きでワクワクする楽曲で楽しかったです」と話した。