映画「暴力脱獄」(67年)の俳優のジョージ・ケネディさんが、現地時間2月28日に亡くなったことが分かった。91歳だった。

 ジョージさんの孫であるコリー・シェンケルさんは28日にフェイスブックで14年間祖父母の面倒を見てきたことを明かし、「2人共逝ってしまったことをとても悲しく思っていて(祖母は9月14日に、祖父は今朝)、私は彼らがシェアしてくれた人生、思い出、知識に感謝しています」「彼らは2人共素晴らしい人生を生き、今安らかに眠っていると思います」と投稿している。

 ジョージさんは1950年代から俳優として活動を始め、「暴力脱獄」でアカデミー賞助演男優賞を受賞。その後は「エアポート」シリーズや「裸の銃を持つ男」シリーズに出演している。また日本映画『人間の証明』(77年)や『復活の日』(80年)にも出演した。2014年の「ザ・ギャンブラー/熱い賭け」が遺作となっている。【ハリウッドニュース編集部】