スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧(26)がリーグカップ決勝(19日)で2ゴールをマークし、2―1と勝利。2年ぶり20回目のタイトル奪取に貢献したことに、名選手たちからメッセージが届いたと地元メディア「The Scotsman」が伝えている。

 負傷を抱える中、ファイナルに先発し、0―1のビハインドから2得点を決め逆転勝利に導いた古橋は「これまでのところ、サッカーで最高の思い出になった。まだシーズンを続くけど、私にとってはとても素晴らしい夜だった」と振り返ったが、同メディアは「ニュースは速く伝わった。彼はセルティックで4年間の成功を収めた同郷の中村俊輔(43=横浜FC)と、前所属ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタからメッセージを受け取った」と伝えている。

 古橋は同メディアに対し「日曜日の決勝に勝った直後にメッセージが届いた」と、2人から連絡があったことを認め「彼らが試合を見て私の進歩を見ているのは私にとって喜ばしいこと。それは私にとって大きな意味がありました」とし、元スペイン代表のスター選手と、セルティックOBからの祝福をうれしそうに語ったという。

 また、タイトル獲得をを含めて今季の活躍にOBの元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーションと比較する声が出ていることに「比較されるのはうれしいです。ただ同時に私は自分のやり方で、自分のスタイルで成長することに集中する必要があります」と、さらなる進化を実現することを誓っていた。