声優の鈴木達央(38)がボーカルを務めるバンド「OLDCODEX」が27日、公式サイトで来年4月公開の「劇場版Free!-the final Stroke-」の後編主題歌の担当をもって解散することを発表した。

 今年7月にファン女性との不倫騒動で鈴木が8月に活動休止したことにより、同バンドも活動休止となっていた。
 
 サイトでは「この度、OLDCODEXは2022年4月22日公開『劇場版Free!-the final Stroke-』後編主題歌の担当をもちまして、解散することとなりました。突然の発表となりましたことお詫びいたします」と報告した。

 さらに、「これまで約12年間に及ぶ活動を温かく見守り、応援してくださったファンの皆様、そして、ご支援くださった関係者の皆様に、心より御礼申し上げます」とし、「『劇場版Free!-the final Stroke-』後編主題歌に関しましては、本作品のオリジナルサウンドトラックへ収録される予定です。詳細に関しましては後日改めてお知らせいたします」と記載した。

 なお、ファンクラブについても来年3月にサイトの終了を発表。「感謝の気持ちを込めて楽曲制作に向き合ってまいりますので、最後まで宜しくお願いいたします」としている。

 同バンドをめぐっては、9月に同バンドの新曲「Headinf to Over-Version:Free-」が、発売中止となっていた。

 鈴木を知るアニメ業界関係者は「まだ人前に出る仕事ができる精神状態にはなく、音楽活動終了は既定路線だったとか。それでも声優の仕事は再開しており、鈴木本人も出直しを誓っている。少しづつ信頼を取り戻していくしかないでしょうね」と指摘する。

 なお、今月12日の「文春オンライン」で、声優活動の再開と妻で歌手のLiSAが「鈴木の謝罪を受け入れた」ことを報じられた。