お笑い芸人・劇団ひとり(44)が28日、ラジオ番組「劇団ひとりと鈴木保奈美のオールナイトニッポンGOLD~浅草キッドスペシャル~」(ニッポン放送)に生出演。脚本、監督を務めたNetflix映画「浅草キッド」について語った。

 作品では東京・浅草におけるビートたけしの修行時代などが描かれている。ひとりは「日本の昔の芸能界なんて、闇だらけだから…」と切り出し「たけしさんの今回のやつだって、たけしさん、この前番組でも言ってましたけど『映画だからきれいになっているけど、実際はひどいもんだったよ』って。やっぱ当時って、いっぱいヒロポンとか出てくるから、そこはさすがに描けないけど。きれいな部分だけを別に、かいつまんでもいいじゃないですか。映画なんだから。昔の石原裕次郎、美空ひばり物語とか」などと話した。

 原作はたけしの自伝小説で、ひとりが映画化。「こういうのって難しいんですよね。どこまで脚色して、どこまで省いていいのか、どこまで事実に沿うべきか」としみじみと語っていた。