年末も芸能界は慌ただしい。28日には歌手で俳優の香取慎吾が一般女性との結婚を発表。所属事務所を通じて、香取は「今後も、真摯に仕事に取り組んでまいります。皆さま、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます」とコメントを寄せた。

 吉報を受け、元SMAPの木村拓哉は「めでたい!めでたい!めでたい!!」と祝福。同じく中居正広も縦読みで「うれしいのだ」となるユーモラスなコメントを出した。

 この日はほかにも女優の大政絢と人気ロックバンド「ONE OK ROCK」のギタリスト・Toruがインスタでそろって結婚を発表。大政は「14歳からこのお仕事を始め、上京し、これまでお仕事を中心に過ごしてきました。これから先、常に大きな心で寄り添ってくれる彼がいることを心強く思い、そして穏やかな気持ちでいられる気がします」。Toruも「この度、大政絢さんと結婚致しました」と伝え「これからも変わらずONE OK ROCK,そして新たな家族と共に歩んでいきたいと思います」と決意をつづった。

 一方、離婚報道が飛び出したのはお笑いコンビ「メイプル超合金」の安藤なつだ。2019年に6歳年下の一般男性と結婚したが、生活費などを巡るトラブルなどで、今年6月、一部週刊誌で離婚調停に入っていると報じられていた。所属事務所は離婚成立を認めているという。

 暮れにかけて結婚・離婚が相次ぐのにはワケがある。1つは区切りだ。芸能プロ関係者は「今年のことは今年のうちに。大事なことは来年に持ち越さないということ」と明かす。

 もう1つはマスコミ対策。仕事納めのこの時期、日々のワイドショー番組は年内の放送を終える。芸能ネタを取り扱う週刊誌も年内の出版は終了。12月最終週はネットニュース用に稼働している人数も少ない。

「今年は週刊誌の仕事納めが特に早かった。タレント事務所としては、しれっと一報だけ入れるのなら、この時期が打ってつけ」(出版関係者)

 今年も残りあとわずか。まだまだサプライズが飛び出しそうだ。