31日の「RIZIN33」の第一試合で三浦孝太(19)が、元ホストのYUSHI(33)にKO勝ちを収めた。

 この試合は孝太の父親がサッカー界の〝キング〟三浦知良(54)、母が女優の三浦りさ子(53)だったこともあり、リング外も大注目だった。

 次男のデビュー戦を見届けようと、客席に座ったカズは白のハットに白スーツというド派手スタイル。フジテレビで中継された試合でも、カメラは三浦夫妻の表情を中心に映していた。

 カズは息子の入場からリングアナウンスまで、拍手で盛り上げ、りさ子夫人は心配そうに見つめる。孝太がKO勝ちを収めると、カズは興奮して立ち上がり笑顔を見せた。

 その後、孝太とハグした夫妻は顔が自然とほころぶ。カズが孝太の耳元で何やら話し掛ける場面もあった。

 それだけではない。カズは敗者のYUSHIに対しても〝神対応〟していた。YUSHIは試合の途中で顔面から流血。そのままの状態でカズと対面したという。試合後、YUSHIは次のように答えている。

「試合が始まる前に見えたので気になった。白いスーツなのに、試合後は血だらけの僕にハグしてくれた。男気がすごいなと。国民的なスターってカッコいい」

 白の服を着ていたら、流血している相手とのハグは躊躇するもの。しかしカズは抱きしめて敗者を讃えた。

 YUSHIも〝キング〟にホレてしまったようだ。