今年は俳優業にも進出!? タレント・武井壮(48)が4日、都内で行われた映画「マークスマン」(7日ロードショー)公開記念新春トークイベントに登場した。

 同映画はリーアム・ニーソン演じる〝的中率100%〟の元狙撃兵が、メキシコの麻薬カルテルから、身寄りのない少年を命がけで守る逃避行の物語。ニーソンの大ファンである武井は「こういうアクション俳優になれたらいいな、と秘めたる思いがあります」。

 実は芸能界でデビューする前にインド映画「ミルカ」に出演していた過去がある武井。過去には「ハリウッドからオファーもあった」という。だが、「衣装まで来ていて撮影準備していたんですが、映画の撮影が押して、僕の撮影スケジュールが後ろ倒しになった。でも次の日に仕事が10本あって…」と惜しくもデビューを逃した。

 武井といえばバラエティーのイメージが強いが、実は俳優にも縁がある。早世した実の兄が中学卒業後、役者を目指し、坂上忍の付き人をやっていたというのだ。

「そのころの武井さんは『役者なんてできるのか?』とお兄さんのことをすごく心配していた。面倒を見てくれた坂上さんには『感謝してもし切れない』と話している。役者としてハリウッドで活躍したいというのは、他界したお兄さんの『夢の続き』でもある」(テレビ局関係者)

〝俳優・武井壮〟の評価は、映画界でも上がっているという。

「ものすごく勉強家。いい役者がいい芝居をした時の〝体の使い方〟なども、武井さんらしく研究している。持ち前の反射神経の良さも、芝居に生かされていて、あの岩井俊二監督もその才能を認めています」(映画関係者)

 武井の身体能力なら、ハリウッドデビューも実現してしまうかもしれない。