お笑いタレント、ゆりやんレトリィバァ(31)が5日、都内で行われたクリント・イーストウッド監督最新作「クライ・マッチョ」(14日公開)の記念イベントに登場し、イーストウッド作品への出演を直談判するメッセージを送った。

中学時代から「映画監督になりたい」と志し、関大で映像文化を学んだゆりやんは、大のイーストウッドファン。大学の授業で初めて「ダーティハリー」を見て、「かっこよすぎると思った。私もダーティハリー女になりたいと思った」。「クライ・マッチョ」について「見終わってもずっと心に残る映画。『グラン・トリノ』のように、少年とのきずなが心に残り感動しました」と感想を語った。

その少年役を演じたエドゥアルド・ミネットがビデオ審査で役を射止めたと知ったゆりやんは、「私もイーストウッド監督の作品に出たい。私の演技も見てほしい」と公開オーディションを実施。「クライ・マッチョ」のワンシーンを、イーストウッド、少年、悪役、ニワトリの4役で熱演したほか、「マディソン郡の橋」(95年)のメリル・ストリープの顔まねも披露した。監督に直接語りかけるメッセージも収録し、得意英語で「アイム ジャパニーズ メリル・ストリープ。プリーズ ユーズ ミー」などと熱烈に売り込んだ。

今年の抱負を聞かれると「やりたいことを実現できるように頑張りたいので、監督として『クライ・マッチョ2』を撮りたい。まずイーストウッド監督とコンタクトをとることを目標に2022年を頑張りたい」とした。