女子プロレスでハードコアを中心に活動する「プロミネンス」に〝強力援軍〟だ。

 同ユニットは昨年末にアイスリボンを退団した世羅りさ(30)、鈴季すず(19)、藤田あかね(35)、宮城もち(35)、柊くるみ(21)によって結成された。16日にプレ旗揚げ興行(東京・秋葉原トークライブBar from scratch)を控える中、DDTやプロレスリング・ノアなどを運営するサイバーファイトの動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE(レッスルユニバース)」が、同興行の配信を決定。プレ旗揚げ興行は2月、3月にも予定されており、4月の旗揚げ興行までの4大会が〝全世界〟の視聴者に届けられることになった。

 6日に都内で行われた会見に出席した世羅は「楽しみですね。旗揚げ戦まで自分たちの『成長録』という感じでお見せできるんじゃないかなと。自分たちの戦いを見ていただきたい」と意気込んだ。

 また、サイバーファイトの高木三四郎社長は「ハードコアとデスマッチを主軸にした戦いを繰り広げていくというところで、女子選手がやっているというのはなかなかないことだし、そこはオリジナリティーがある。われわれサイバーファイトが運営している4団体とは違った色があると思い興味を持っていた」。さらに「レベルも高いし、クオリティーも高かったので、これはぜひとも日本及び世界中に配信して知っていただきたいなと。プレ旗揚げから旗揚げまで追いかけていくということで期待している」とコメントした。