タレントでユーチューバーのてんちむ(28)が6日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、「おいシバター、ふざけるな」というタイトルの動画をアップした。昨年大みそかの格闘技イベントRIZIN33大会(さいたまスーパーアリーナ)で組まれたシバター-元K-1ウエルター級王者久保優太(34)戦をめぐる「事前打ち合わせ騒動」に言及。同試合でユーチューバー仲間としてシバターと一緒に入場していた立場だが、この件について「まったく知らない」と強調した。

てんちむは同試合でシバターとともに、ユーチューバーの”炎上軍”として入場し盛り上げた。前年大みそかのRIZIN26でも一緒に入場していたこともあり、シバターも今大会の数日前、自身のYouTubeチャンネルに、てんちむに「一緒に入場してほしい」とお願いする動画を配信していた。

てんちむはこの日、この騒動に言及。「私のところにもちょこちょこ来てるんですけど。”飛び火”的なやつが。”シバターさんと久保選手の八百長事件的な…てんちむは知ってたんですか?”って。まったく知らない!」と強い口調で話した。

この試合をめぐっては、2人が事前に打ち合わせをしたかのようなLINEのやりとり画像が流出したり、2人の電話録音データが一部YouTubeチャンネルで流されたり、久保がYouTubeでシバター側から接触があったことを認めるなど騒動が拡大している。

流出したLINEの画像に書かれた文章には、てんちむの名前も登場していたため、この件について何かを知っていたのではとの疑惑を持たれかねない状況になっていた。

てんちむはシバター対久保戦について「本当に(シバターに)勝ってほしかったね。だから勝ってくれたときはめっちゃうれしかった。でも”アレ”は知らない。LINEとか、まじ知らない」と話し、流出したLINEに自身の名前が出ていたことを含め、事前打ち合わせ疑惑などについて、知らなかったことを強調した。そしててんちむがこの発言をした際、YouTubeの画面には「名前出した出汁にするな&感動返せ!笑」というテロップも表示されていた。