伊勢崎オートのGI「開場45周年記念シルクカップ」は7日、予選の2日目を行った。

 その5Rで前田淳(44=山陽)が1着を奪取。「ヘッド周りとキャブの調整をして、エンジンはいい方向にいきました。試走から乗りやすかった。エンジンが良すぎるので、フライングしたらもったいないと思い、スタートは冷静にいきました。良かったですね」と手応えを感じ表情も緩む。

 これが通算500勝目。区切りの勝利だが、気に留めていない。「あまり、そういうのは気にしていないんですよ。もともとそういうタイプで。デビュー戦が何着かさえ覚えていないくらいだし」と笑う。

「終わったことより次が大事と思っています。エンジンはいいので、これをベースに、しっかり合わせたい」と前を向く。

 3日目(8日)の準々決勝戦も内々から鋭く攻めるレースで準決勝戦進出を狙う。