ダウンタウンの松本人志(52)が、オバマ米大統領について表現で批判を受けた自民党の丸山和也法務部会長(70)に対してダメ出しした。

 丸山氏は11日放送のフジテレビ系「ダウンタウンなう」に出演。問題となった発言について「アメリカはね、昔は黒人を奴隷にしていたけど、人種差別を乗り越えて今では大統領になるまでみんなが支持するような自己変革をする素晴らしい国なんだ」と真意を説明し、「差別する気なんて全く無かった。オバマさんも支持してたし」と釈明した。

 丸山氏は自身の発言をめぐる批判について「まるっきり私が言っている逆のこと」と受け止められたと主張したが、松本は「おしゃべりを仕事にしている人間として一言物申したい」と丸山氏の参院憲法審査会での発言について「僕らの仕事でいうところの“オチ”の持って行き方が間違っている」と指摘した。

 松本は「どこに起承転結を持っていくか。あの順番であの話をすると、こういう切り取られ方をしてしまう。悪くはないけどミスです。言葉の順番の間違いかな」とダメ出しした。