9日放送の「サンデーLIVE!!」(テレビ朝日系)で、野球解説者で元ヤクルト監督の古田敦也氏が、エンゼルス・大谷翔平の2022年シーズンを「10勝 本塁打50本」と予想した。

 同番組コメンテーターの古田氏は、投手としての登板は昨年並みではないかと見解を披露。「逆に言うと打席を増やしていって。そうすると50本打つ可能性は十分出てくると思います」と昨季の46本から大台に届く可能性を示した。 

 昨年は故障で出場機会が少なかった「トラウトとかレンドンとか主力選手が今年は戻ってくる可能性が高い」。そのため相手投手が大谷と「勝負してくれる。そうすると去年より打てるチャンスがどんどん増えていくので、(50本は)十分あり得ます」と古田氏は続けた。

 主力選手の復帰は、投手・大谷にとっては援護の強力化を意味する。古田氏は「たぶん(チームの)勝ちゲームが多くなってきますから、同じ投球回数でも10勝はできますから」と昨季あと1勝足りなかった大台到達が見込めるとした。

 古田氏は昨年4月、大谷の成績を「10勝30本はあり得る」と予想。本人によると「古田言いすぎだ」と周囲から言われたというが、本塁打はそれを大きく上回る数字が出た。

 昨季を振り返り「ただ僕の予想を軽く上回ってますからね、46本ですからね」と古田氏。同じ流れでいけば今年は10勝、50本を超える大活躍も望めるのか。