関ジャニ∞の大倉忠義(36)が、女優・広瀬アリス(27)との交際が報じられた。意外なのは、女性との交際や結婚については厳しい姿勢を取っているジャニーズ事務所が、今回は交際を否定しなかったこと。そのウラには大倉には今後、アイドルとしての活動よりも、現在売り出し中であるなにわ男子のプロデューサー業に「力を入れろ!」というメッセージがあるとみられている――。


 2人の出会いは、大倉が主演した昨年1月期のフジテレビ系ドラマ「知ってるワイフ」だった。このドラマで夫婦役を演じた2人は、同ドラマ終了後に交際をスタート。一部朝刊スポーツ紙の取材に対し、双方の事務所とも交際を否定しなかった。

 意外なのは、所属タレントの女性関係に厳しい姿勢を取るはずのジャニーズ事務所が交際を否定しなかったことだ。その裏には〝2つの理由〟が指摘されている。

 一つは広瀬の好感度の高さだ。日本モニター社が昨年発表した「2021年タレントCM起用社数ランキング」で広瀬は、12社のCMに出演し3位にランクイン。男性だけではなく女性からも幅広く支持されないと、ここまで上位には来ない。

「ジャニーズはファンの大半が女性ということもあって、女性の目を非常に気にします。広瀬はその女性層にもウケがいいということもあって、大倉のダメージは少ないのでは」と言うのは芸能関係者だ。

 2つ目は、大倉にはプロデューサーとしての一面があること。大倉は関ジャニのメンバーであるのと同時に、昨年デビューした「なにわ男子」のプロデューサーも務めている。

「ジャニーズ内ではプロデューサーというポジションに絶大な信頼があります。大倉は今後、もっとなにわ男子を売り出すために、アイドルよりプロデューサー業に力を入れなければならない。アイドルがメインでないなら女性ファンの目線をそこまで気にする必要はないから、交際を認めても問題ないと考えたのでは」(同関係者)

 なにわ男子は、昨年11月12日にリリースしたデビューシングル「初心LOVE(うぶらぶ)」が、発売初週に70・6万枚を売り上げ、「オリコン週間シングルランキング」で初登場1位を獲得した。

 デビュー直後ということもあってか、昨年のNHK紅白歌合戦には出場しなかったが、メンバーの道枝駿佑(19)が昨年10~12月に放送されたドラマ「消えた初恋」(テレビ朝日系)で「SnowMan」の目黒蓮(24)とダブル主演を務めるなど大活躍。他のメンバーも、年末年始の特番に引っ張りダコとなるなど、〝事務所イチオシ〟のグループなのは誰もが認めるところだ。

「そのプロデューサーが大倉だからね。事務所が猛プッシュしているグループのプロデュースに失敗は許されない。今回、交際を否定しなかったのは、『交際は認めるから、なにわ男子の売り出しに失敗するなよ!』というメッセージもあるのでは」(芸能プロ関係者)

 プロデューサー業がメインとなれば、大倉と広瀬のゴールインも現実味を帯びてくる。2015年には、当時事務所の社長だったジャニー喜多川さん(故人)が「適齢期になったら遠慮なく結婚すべき」と発言して以降、結婚をためらわないジャニーズタレントが相次いでいるが、交際を事実上認められた2人ならば、ハードルはそれほど高くないだろう。

「今をときめくKing&PrinceやSnowManが結婚するとなると話は別だが、関ジャニはこれまで十分、事務所に貢献して功労者でもある。今すぐではなくても、ゆくゆくは結婚しても不思議ではない」(同)

 2人の恋の行方はいかに?