シンガーソングライターのピコ太郎(58)が11日、農山漁村地域滞在型旅行「農泊」のアンバサダーとして、東京・千代田区の農林水産省を表敬訪問した。

 農林水産省は、農山漁村地域に宿泊し、豊かな地域資源を活用した食事や体験を楽しむ「農泊」を推進している。

 農泊の認知拡大、普及のためのアンバサダーを務めるピコ太郎は、金子原二郎農林水産大臣(77)の前で、農泊応援ソング「NOU HAKU~田舎に泊まりたい!~」を初披露した。

 曲について、ピコ太郎は「民謡や演歌みたいになりそうなところを、明るくアゲアゲに。あえてパーティー的な音にあえてしました!」と解説。パフォーマンスを振り返り「シュールな現場でしたね…。いつもの私の曲に比べるとギャグっぽくはない曲になりました」と語った。

 ピコ太郎のプロデューサーの古坂大魔王は、青森で農泊を体験したという。「古坂さんの実家が青森で。でも実は、りんご畑とか見たことがなかったようです。最近、古坂さんは育児ですごい疲れていまして(笑い)。山などの景色を見たら、ホロリと涙が出てきたそうです」と笑わせた。