ユーチューバー「カジサック」としても活動するキングコング梶原雄太(41)が、昨年大みそかRIZIN33大会の元K-1ウエルター級王者久保優太(34)-ユーチューバー格闘家シバター(36)戦で起こった「事前打ち合わせ」問題について榊原信行CEOが両選手を処分しない方針を表明したことについて、「僕にも刺さった」などとする見解を11日、ツイッターで明かした。

梶原は、榊原CEOが「天地天命に誓って八百長は1試合もないです。100%リアルファイトである」などと説明した動画を添付。「素晴らしい動画。中でも『許す心、全てを受け入れる覚悟が必要』これは僕にも刺さった。もうこれでこの件は終わりでしょ!」と結論づけた。その上で、「次のRIZINは2月 どんな真剣勝負が繰り広げられるのか、楽しみですね」と期待した。

この試合は、久保が1回一本負けを喫したが、試合前に両者の打ち合わせを示すメッセージ交換の画像などが拡散され騒動となっていた。

榊原CEOは動画で、試合前からの一連の動きについて「シバターの取っている戦法、戦術は下劣」と個人的には受け入れられない手法としながらも、過去の格闘技ファイトがすべて「スポーツマンシップにのっとってというばかりではない。相手の弱いところを突く、契約のギリギリのところを突くのは今回のシバターの件だけでなく、これまで手法が違えどありました」と説明。久保、シバター両選手について「我々としては切り捨てるとか一方的に罪を押しつけるつもりはない」と処分しない方針を表明した。

梶原は6日、この騒動について、「格闘技ファンを蔑ろにしてはダメ。それだけは絶対にダメ。それで成り立っている興行なんだから。YouTubeも同じ。視聴者さんが応援してくれているから成り立っている。だから・・・早く。。」「あ~あ、、泥沼。。関係のない選手の皆さんが言われだした。。お金を払って応援していた格闘技ファンのためにも・・・RIZINさん早く。。このままだと色んな人がYouTubeや地上波でコメント出して憶測が広まっていくだけ・・・残念すぎる。。」と、早期解決を望んでいた。