昨年末で乃木坂46を卒業した女優生田絵梨花(24)が、アリタ哲平こと有田哲平MCのフジテレビ系ニュースバラエティー「全力!脱力タイムズ」(金曜午後11時)の14日放送で番組初出演することが13日、同局から発表された。

生田は陣内智則とともにゲスト出演する。「今まで、ひとりでトーク番組に出たことってほとんどない」と話す生田は番組初出演について「ひとりで自分のことを話す初めての番組が『脱力タイムズ』っていうのも、ちょっと面白いですよね」と振り返っている。

この日の番組テーマは「緊急特別企画“世界の2022年を占う!”」。生田は解説員の吉川美代子氏、出口保行氏とともに専門用語を羅列し、陣内を惑わす。さらに、幼少期をドイツで過ごしたことで知られる生田は、ドイツ語通訳として専門家と議論するためアリタと別室へ。ここでも予想外の展開となる。

初出演を終えた生田は「今まで何度か番組を見させていただいているんですが、今回は何というか…新しかったですよね(笑い)? 私自身、たくさんしゃべりはしましたけど、あまり仕事をした気がしないというか(笑い)。その分、放送がどんな感じになっているのか、楽しみではあるんですけど」と振り返った。

また同番組でゲスト芸人をたびたび苦しめている「台本無視」についても言及。生田は「ゲストの芸人さんが、台本をもらわないまま本番に臨んでいるっていうのは、本当だったんだって。私は最初、そういう設定があるだけで、実際、台本の流れは、芸人さんもある程度共有しているものだと思っていたんです。でも今回、陣内さんは明らかに何も知らされてなかったじゃないですか(笑い)。ものすごくびっくりしましたし、そこが、この番組ならではの面白さにつながっているんだなって改めて思いました」と語った。

ゲストの陣内については「私はもともと陣内さんのネタが大好き。1人コントで、映像やモノに対してツッコむときの、あの陣内さんの姿が好きなんです。だから今回、私のことをツッコんでくださって、とてもうれしかったです(笑い)」と共演を喜んだ。アリタについても「有田さんとここまでちゃんとお話しをするのは、今回が初めてだったんです。“ほぼオフ”の状態でお話しできたので、すごく楽しくて貴重な経験になりました。特に有田さんの雰囲気が面白かったですね。お笑い芸人の方の演技力って、やっぱりすごいんだなって思い知らされました」と敬意を示した。

生田は番組の見どころについて「今回は、素の私…いえ、“素に近い状態の私”を見ていただけるんじゃないかと思います(笑い)。ちょっと心配なのは、視聴者の方々の中には、私の発言を全部信じちゃう人もいるんじゃないかって(笑い)。ファンの方なら分かってくださると思うんですが、あくまでも“素に近い状態”であって、完全な素ではない、ということは言っておきたいなと…ややこしくってごめんなさい(笑い)。考えてみたら、私は今まで、1人でトーク番組に出たことってほとんどないんですよ。1人で自分のことを話す初めての番組が『脱力タイムズ』っていうのも、ちょっと面白いですよね(笑い)」と話している。

同番組ではゲストがトーク中、唐突に自らの出演作などの「告知」をぶっ込むのも恒例。生田が出演する14日公開の映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」(田中亮監督)の話題をどうはさんでくるかも見どころだ。