ケンドーコバヤシ(49)が主演するCSチャンネル「映画・チャンネルNECO」のドラマ「桃色探訪~伝説の風俗~」の第4弾「鶯谷編」が29日(深夜11時40分)に放送される。このほど、ゲストのロバート秋山竜次(43)とともに日刊スポーツの取材に応じた。

ケンコバ演じるサラリーマン梶山恒夫が小遣いをやりくりして月に1度の風俗通いを何よりの生きがいにして、極上のサービスを追い求めるストーリー。今回、日本有数のラブホテル街・鶯谷を舞台に、人妻派遣型ヘルスがテーマとなる。

これまで「年1」で放送されてきた同作だが好評につき、元日に放送された第3弾から1カ月を待たず、新作が放送される。

2人は普段から風俗について情報交換をする仲だといい、ケンコバは「秋山とは、(よく情報交換する)アジアンエステ編で出会いたかったですね」とポツリ。

熟女好きで知られる秋山はアジアンエステにも造詣が深く「(店の)中国の方と仲良くなって、数々の店舗行ってわかったのが、好きな食べ物何ってきくと、おすしっていうんですよ。で、何のネタが好きなの? っていったら、ほとんどサーモン。絶対サーモン。なんでかサーモン。サモン!」とモノマネを交えてあるあるネタを披露。ケンコバは「全部のテレビ局とかスタジオがアジアンエステの多い赤坂にあったらいいのに」と願った。

新作のイメージをふくらませて盛り上がる一方で、ケンコバは、「アジアンエステ編で一番映像化が難しいのは、半年たってその店がなくなっていることがあるんですよ。頻繁に入れ替わる」と懸念を示した。秋山も「もしくは名前だけ変わる。虹だったのがオアシスになっていたり。同じ系統でいくんですよ」と実体験を元にうなずいた。

作品のテーマである熟女風俗の魅力を聞いた。秋山「やさしいんだよな、やっぱり熟女の人でいいのは、終わった後に『あちらにうがい薬作っておいたので』ってお茶のように。『お茶入れておきましたよ』みたいに。ちょうどよく薄めたうがい薬をくれる」。

どんなときに行きたくなるのか。秋山は「いつもです。ただただ押さえつけて生活しているだけですね。だから、仕事を達成したとかじゃなくて、逆に仕事の合間に挟んでおこうとかもあります。もうご褒美みたいな。すぐいきますね」と答えて笑わせた。

以前のインタビューでケンコバは、東京への一極集中を避けるために、地方都市を舞台にした作品に出演したいと話していた。「コロナで、こんな風になりましたから…」と少し残念がりつつ「最終的にはソウルとか台北とかも行こうと思っています。最終回はマカオ。マカオを超えるお店ってないですからね」と世界進出案をぶち上げた。

風俗哲学を問うとケンコバは「ジャイアンツと同じくらいの教えで、『真摯(しんし)たれ』ですね」。秋山は「何事も一生懸命、一発一発をとにかくしっかり抜くことが大事」と明かした。

佐田茉莉子、卯水咲流も出演する。