潔癖性のヤクザとおじさんアイドルの友情を描いた映画「おじドル,ヤクザ」(22日公開、大川裕明監督)のトークイベントが14日、都内で行われ、ヤクザ役を演じた大川監督、アイドルのあずぽんを演じた彦坂啓介(49)と、実際のおじさんアイドル、好き好きロンちゃんが出席した。

大川監督は「ヤクザとおじさんアイドルという組み合わせがおもしろいかなと思いました。人とのつながりとか、人の愛があったら違ったりするのかというところを見ていただければ」と話した。

彦坂はおじさんアイドルを演じているが、実際の撮影では音程が合わず、歌唱シーンは口パクだったことを暴露した。「城みちるの『イルカに乗った少年』を意識して演じました。ダンスはオリジナル。ライブシーンは頑張っているなと思っています」。

ロンちゃんは「あずぽんは最初は気持ち悪かったのですが、見続けたらかわいく見えてきました。感情がだんだん入って、最後は泣きました」。

最後に大川監督は「劇場公開している間は、毎日、劇場に行きます。ぜひとも、見に来てください」と訴えた。