プロ野球西武の元投手・相内誠(27)が、早くもサッカー元日本代表FW三浦知良の次男、三浦孝太(19)との大みそか決戦を熱望している。

 相内はトラブルが続いたプロ野球を2020年11月に引退し格闘家に転向。昨年2月の立ち技打撃格闘技イベント「RISE」でデビューし、11月の2戦目で初勝利した。2月16日の「RISE FIGHT CLUB」(東京・新宿フェイス)では元Jリーガー・安彦考真(43)との対戦が決定。「正直、サッカーでしょ?という感じなんで、サクっとやっつけちゃいます」と余裕の表情を浮かべた。

 実は小学4年のころにサッカーを始めたが「簡単すぎて1か月くらいでやめちゃいました」と告白。「野球の方が面白くて。サッカー部って野球はできないけど、野球部ってサッカーができるんです。身体能力が高い人が野球に行くので負けないと思う」と上から目線で語った。

 絶対的な自信からか、夜の東京・六本木に通う日々だと言い張り「練習? してないです。二日酔いでそれどころじゃないんで」とまで言い放った相内。不敵な笑みを見せる男にも、秘めたる思いがある。大みそかのリングに立つことだ。

「大きい大会でいろいろな人に応援してもらいたい。大みそかに三浦孝太選手とかやりたいですね。デビュー戦でこんな動きをするんだって、ちょっとビックリしました」と、昨年大みそかの「RIZIN.33」でサッカーボールキックでTKO勝ちし、鮮烈のMMAデビューを飾ったカズジュニアを対戦相手に〝指名〟した。

 実は同大会に出たい気持ちがあったが、孝太のデビュー戦が組まれ「いかれたかー」という思いがあったという。孝太も安彦と同じサッカー出身のため、相内は「なんかサッカー大好きみたいな感じじゃないですか(笑い)」と言いつつも「そのためにもしっかりKOで勝ちたい」と誓った。