嵐の松本潤(38)が17日、都内で、20日スタートのテレビ朝日系主演ドラマ「となりのチカラ」(木曜午後9時)の制作発表記者会見に出席した。高校の後輩で初共演となる上戸彩(36)と、夫婦役らしい息の合った掛け合いを見せた。

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タイトルにちなんで、それぞれの力の源を聞かれると、松本は「やっぱり人の笑顔とか、人が明るくなる気持ちだと思います。家族や友人はもちろん、一緒に撮影している皆さんや現場の方々も。ドラマを見た方にも少しでも明るい表情になっていただけたら」と答えた。上戸から「それ、私が言おうとしているのに似ているので、違うのにしてください」とリクエストされ、「いやいや。似ててもいいじゃない!」とツッコみ、笑いを誘っていた。

初共演の印象について、松本は「上戸彩ってなぜこんなに好感度が高いのかというのを知りますね」と明かし、上戸から「もっと言って~」とおねだりされた。さらに「明るいし、笑顔がたえない。役にぴったり太陽のような人なので」と絶賛。上戸から「…それで?」とさらに要求されると、「これくらいでいいじゃない!」と返して笑わせた。

上戸は「私が高1の時に松本さんが高3だったんですけど、学園全部をまとめていたリーダーでした」と振り返り、松本は「そんなことないですよ!」と困り顔。上戸は「今も変わらず現場の座長として引っ張ってまとめていく感じが変わらないなって思います。考えていることを全部言葉にするタイプで、(ドラマも)クオリティーが高いものになっている感じがします。プロ意識が高い方です」と笑顔を見せた。

劇中では夫婦を演じ、上戸は松本を「パパ」と呼ぶ。松本は「新鮮でした。でも2人で子供たちと一緒にいると、あっという間にその空気になじみましたね」と明かした。上戸も「不自然な感じはしなかったです」と同意。松本は「最初はちょっと恥ずかしかったですけど。尻にしかれている感じも慣れてきました。上戸彩にしかれているなんて、うれしいですよ」と言って、今度は上戸から「やめとけ、やめとけ」とツッコまれていた。

あらためて上戸は松本について「演者さんとしてもそうですし、裏方のスタッフの皆さんのお気持ちを全部くみ取って、そこに立っています。スタッフの皆さんのお名前を覚えていらっしゃるのもそうですし、パーフェクトだなって思います。こうなりたくても、才能がないとなれないなと思います」と褒めちぎった。松本は「ありがとうございます」と照れ笑いした。

ドラマは遊川和彦氏が脚本を手掛けたオリジナル作品。松本演じる、困っている人が放っておけない性格の中越チカラが、失敗を繰り返しながらも同じマンションの住人たちと関係性を築いていく。現代人に心の癒やしと勇気を与えるような社会派ホームコメディーだ。

この日の会見には、映美くらら、ソニン、清水尋也、なにわ男子長尾謙杜、浅野和之、風吹ジュン、松嶋菜々子らも出席した。【横山慧】

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