大相撲初場所11日目(19日、東京・両国国技館)、幕内志摩ノ海(32=木瀬)と幕内妙義龍(35=境川)が休場を届け出た。

 志摩ノ海は日本相撲協会に「右ハムストリング損傷で今後約1週間の加療を要する」との診断書を提出した。初日から2連敗もその後は巻き返してここまで5勝5敗。前日10日目は幕内豊昇龍(立浪)を下し星を5分に戻していた。序二段だった2014年夏場所以来、通算7度目の休場。この日対戦を予定していた遠藤(追手風)は不戦勝となる。

 一方「右大腿二頭筋腱筋挫傷(I度)で今後2週間の安静加療を要す」との診断書を提出した妙義龍は、今場所は初日から4連勝と好調の滑り出しも、その後5連敗。前日10日目には幕内千代翔馬を下し5勝5敗としていた。その取組後には右足を気にするしぐさを見せていた。休場は2019年秋場所以来、通算9度目。この日対戦予定だった幕内若元春(荒汐)は不戦勝となる。