【東スポ音楽館】“演歌第7世代”の筆頭として活躍している歌手・辰巳ゆうと(24)が、シングル「雪月花」(作詞・原文彦/作曲・岡千秋)を今月5日にリリース。発売初週にオリコン週間シングルランキング3位、演歌・歌謡曲ランキング1位と好スタートを切った。デビュー5年目となる節目の年となる2022年の意気込みを語った。

 ――新曲はどんな作品

 辰巳「『雪月花』は幕末に活躍した新選組の沖田総司をモチーフにした一曲で、スケールの大きな、ダイナミックな一曲になっています!」

 ――曲を最初にもらった時の印象は

 辰巳「この曲をいただいた時は、とても壮大で今までのオリジナル曲よりも、はるかに力が要る曲だなぁ…という印象で、自分がこの曲を歌えるのか不安でしたが、挑戦したい!という気持ちが強く、期待がふくらみました」

 ――長編歌謡浪曲「沖田総司」がAタイプのカップリング曲です

 辰巳「もともと幕末の歴史が大好きで、小学生の頃から京都の幕末ゆかりの地、新選組ゆかりの地をめぐったりもしていたので、この曲をいただいた時は、すごくうれしかったですし、沖田総司の人生すべてを表現したいと思いながら歌わせていただいています」

 ――昨年のコンサートでは殺陣を披露してましたが

 辰巳「コロナ禍の中で、何か皆さまを驚かせられるような特技を身につけたいと思い、始めた殺陣もセカンドコンサートで披露させていただいてから、定期的にお稽古にも通わせていただき、さらに夢が広がりましたし、もっと皆さまを魅了する殺陣を披露できるように、腕を磨いています」

 ――デビュー5周年で、9日には24歳の誕生日を迎えて年男でもある

 辰巳「2022年はデビュー5周年、そして年男と節目の一年なので、より気合が入りますし、自分自身特別な一年だったなと感じられるよう、まずは応援してくださる皆さまにも特別な一年をお届けできるように頑張ります!」

 ――2022年にやってみたいこと、実現してみたい目標は

 辰巳「お仕事では全国47都道府県で、『雪月花』を生のステージでお届けするのが今年の目標です! コロナ禍で、なかなか全国各地におじゃまできなかったので、この曲は必ず全国の皆さまに届けたいです。プライベートでは、昨年挑戦できなかった富士山登山をしたいなと思っています。日本で一番高い山に登って、自分自身も歌の世界でも一歩一歩登っていけるように、富士山を登り切りたいです!」