お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(41)が20日、インスタグラムで市川海老蔵が出演する自身が原作の新作歌舞伎「プペル~天明の護美人間~」の千秋楽公演中止についてコメントした。

 同作は西野の絵本「えんとつ町のプペル」が原作で、海老蔵のほか、長女の市川ぼたん、長男の勸玄くんが交互に出演。舞台関係者の体調不良で19日の公演が中止となり、PCR検査の結果「陽性」が判定されたために20日の千秋楽も中止となった。

 西野は中止を報告するとともに「本当にごめんなさい」と謝罪。「二人(ぼたん、勸玄くん)とも、あと一歩のところで完走できませんでした。走り切りたかっただろうし、走り切らせてやりたかったです」と思いやった。

 続けて「僕、今、めちゃくちゃ悔しいです」としながらも「あんまり『悔しい』とか言いたくないんです。言えば言うほど、コロナの『陽性』になったメンバーが責任感じちゃうから。その人は一ミリも悪くないし、もちろん責任を感じる必要もない」とコメントした。

 公演中止を受けて、西野がステージから同作のストーリーを語るオンラインイベントの実施も併せて発表。「ご安心ください。世界のNISHINOが地球の裏側まで、オンライン配信でプペル歌舞伎のストーリーをお届けします」「逆転満塁ホームランを打ちます」と意気込んだ。

 オンライン配信のチケットは800円。この日急きょ発表されたものの、売れ行きは好調なようで、午後4時半ごろに西野はツイッターで参加者が5000人を突破したことを報告した。