フィギュアスケートの四大陸選手権(20日=日本時間21日、エストニア・タリン)、女子ショートプログラム(SP)で三原舞依(22=シスメックス)が自己ベストの72・62点をマークし、首位発進した。冒頭の2回転半(ダブルアクセル)など、3つのジャンプに着地。スピン、ステップはすべて最高難度のレベル4を揃えた。

 昨年12月の全日本選手権では4位となり、北京五輪代表の座を逃したものの、2017年以来5年ぶりとなる今大会の優勝に向けて好スタート。三原は「自己ベストを更新できてすごくうれしい」とし「目標は金メダル。完璧なフリーをすること。表彰台を目指している。しっかり自分の演技をして次につながるようにしたい」と語った。

 他の日本勢では松井理乃(17=愛知・中京大中京高)が60・16点で8位、横井ゆは菜(=中京大)は53・93点で12位だった。また、アイスダンスのリズムダンスは北京五輪出場を逃した〝かなだい〟こと村元哉中(28)、高橋大輔組(35=ともに関大KFSC)が72・43で2位スタートした。