ボートレース児島のルーキーシリーズ第2戦「スカパー!・JLC杯 第32回瀬戸の若鷲決定戦」は22日が予選3日目。初日2、1着発進の上田龍星(26=大阪)は2日目を連勝として4戦3勝。小池修平(26=大阪)と伏兵・本村大(22=長崎)も3戦オール2連対と好走が続く。

 本村と同じ長崎の伏兵である真鳥章太(26=長崎)も3、1、3着と動きはハツラツとしている。〝マトリ〟といっても麻薬取締官ではなくボートレーサーである。しかし、2号艇の初日9Rはイン先マイした河野主樹(25=大阪)を「逃がしはしない!」とばかり差して捕らえ1着だ。さながら犯人を逮捕するGメンのようだった。2日目9Rも6コースから3着をもぎ取り、納得の表情を浮かべる。

「2日目は6号艇だったので伸びを求めてペラを叩きました。伸びは少し良くなった程度。でも、回り足は変わらず良かったです。最近、新しいペラの形にチャレンジしているんですが、今節はいい反応が出ています」

 前期フライング2回で今節が休み明け3節目。「直前の宮島ではスタートがあまりにも情けなかったんで、今節は行く気です。目標はコンマ10~15!」と機力に気力がついてきた艇界のGメンは、3日目も果敢にホシ(白星)を追う。