昨年8月に新型コロナウイルス感染による肺炎のために亡くなった俳優千葉真一さんのお別れの会が22日、東京・増上寺で行われた。

千葉さんが設立したジャパン・アクション・クラブ(JAC)のメンバーが発起人となり、千葉さんの誕生日に開催された。多くのファン、関係者が訪れ、千葉さんとの別れを惜しんだ。

千葉さんと親交の深かったタレント大木凡人(76)は「千葉さんの写真を見ていると『千葉さんしばらくですね』とあいさつしたくなるんですね。千葉さんとはゴルフ、パーティーの飲み会等で何度もご一緒させていただいた」と生前の交流を思い返した。

最近の思い出を問われると、「千葉さんが日テレの『(誰だって)波乱爆笑』という番組に出た時、真剣佑と私が(ゲストとして)出していただいて、とってもうれしかった」と懐かしんだ。

最後に「千葉真一さんと一緒の席で飲んでお話をして歌合戦をやりたいです。心よりご冥福をお祈りします。千葉さんまたあいたいです」と目を潤ませながら、千葉さんを悼んだ。

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お別れの会では、千葉さんが生前に描いた富士山の絵をモチーフにした豪華フラワー祭壇が設置された。「日本初の映画葬」をうたい、LED大型スクリーンが設けられた。秘蔵映像を鑑賞、戦国自衛隊、柳生十兵衛などで使用した秘蔵のコスチュムや名刀、高倉健さんに送った直筆手紙、数々の遺品も展示された。