女優浜辺美波(21)主演のフジテレビ系連続ドラマ「ドクターホワイト」(月曜午後10時)の第2話が24日、放送される。

浜辺が演じる白夜(びゃくや)は、公園で白衣姿で倒れているところを「月刊メディカルサーチ」の記者・狩岡将貴(柄本佑)に発見される。記憶喪失で、名前以外は分からずに社会性ゼロだが、医療の天才的な知識を持っている。将貴は白夜を妹の晴汝(岡崎紗絵)と住む家に連れ帰り、母親の旧姓から雪村白夜と名乗らせる。正体不明の白夜は天才的な診断力で誤診を覆し、患者の命を救っていく。

原作は樹林伸氏の小説「ドクター・ホワイト千里眼のカルテ」「ドクター・ホワイト神の診断」(角川文庫)。

第2話では、公園で将貴に救出され、晴汝の脳動脈瘤(りゅう)破裂の誤診を正して命を救った白夜だが、その正体は依然として謎に包まれていた。高森総合病院の高森巌院長(石坂浩二)は病院内の各科から精鋭を集め、診断に特化した総合診断協議チーム(comprehensive diagnosis team)、通称CDTを立ち上げる。院長の娘で内科医の高森麻里亜(瀧本美織)はリーダーに、高い診断能力を買われた白夜もチームの一員に選ばれる。将貴は白夜のサポート役に任命される。

ところが、院長肝いりの部署にもかかわらず、メンバーとして名乗りを上げたのは精神科医の西島耕助(片桐仁)のみ。人員不足に悩む麻里亜に、西島は、かつて腕の立つ外科医だった、皮膚科医の夏樹拓実(勝地涼)をスカウトしてはどうかと助言する。夏樹は優秀な半面プライドが高く、診察も効率重視で、少しクセのある人物だった。

夏樹は、足の腫れが気になり、婚約者とともに来院した建築コンサルタント会社社長・村木健哉(石田佳央)を診察していた。症状を見た夏樹は、すぐに細菌による感染症と診断するが、村木のあるしぐさが気になって問診した白夜は、「誤診です」と指摘する。医師でもない白夜に指摘された夏樹は激怒する。白夜は社長の村木を心配して病室を訪れた秘書・香織(工藤美桜)の存在が気になる。