演歌歌手丘みどり(37)が26日、埼玉県秩父郡にある「あしがくぼの氷柱」で、この日発売の新曲「雪陽炎」のPRを行った。

同曲は、雪女の物語がベースとなっている。フォトセッションでは、氷柱をバックに雪女になりきり笑顔のない“冷たい女”に。その後、丘みどりに戻り、囲み取材に応じた。

10月に第1子となる長女を出産した。「母親の歌とかを歌わせていただくことが多いんですけど、今までは自分のお母さんのことを思い浮かべながら歌っていました。それが今は、歌詞の内容とかも母の立場からの気持ちも見えるようになったので、歌の幅が広がったかなって思いますね」とニッコリ。

わが子を「天才」だと思ったエピソードも明かした。「最近はコンサートで歌う民謡を練習していたんですけど、前奏が終わったときに『はいー』って言ってきたんです。『あ、おはやしまでできるんだ。うちの子、天才かもしれないなって』(笑い)」。

泣いている時も、丘が歌えば泣きやむという。将来について「一番好きなことをやってほしい。って言いながら、めっちゃ演歌きかせています」と笑った。将来の親子共演を楽しみにしつつ、母親となって初のシングルとなる同作に「もちろん、今までも皆さんの期待に応えたいっていうのはあったんですけど、今は守るべき大事な人が出来て、責任感も大きくなりましたし。お休みしている間に支えてくれたファンの人に、年末に向けて、この曲で恩返ししたいです」と意気込んだ。