日本相撲協会は27日、東京・両国国技館で、2年間の任期満了に伴う理事、副理事候補選挙の立候補の届け出を受け付けた。立候補者は理事の定員10人、副理事の定員3人と同数となり、前回に続き2期連続で無投票となることが確定した。

 現職の八角理事長(元横綱北勝海)、芝田山広報部長(元横綱大乃国)ら現職7人に加え、元職の陸奥親方(元大関霧島)、新たに佐渡ヶ嶽親方(元関脇琴ノ若)、伊勢ノ海親方(元幕内北勝鬨)が立候補した。

 副理事候補は藤島親方(元大関武双山)、若松親方(元幕内朝乃若)、粂川親方(元小結琴稲妻)の3人が届け出た。

 理事と副理事の候補は評議員会の承認を経て3月の春場所後に正式に就任する予定。新理事の互選で決める次期理事長は、八角理事長の続投が確実視されている。