ナイター飯塚オートのGⅡ「オーバルチャンピオンカップ」が26日に開幕した。初日は全レース良走路で争われ、主力陣では鈴木宏和(34=浜松)、浦田信輔(48=飯塚)、若井友和(47=川口)、高橋貢(50=伊勢崎)、永井大介(45=川口)が白星発進を決め、メインのR選抜予選は中村杏亮(26=飯塚)が荒尾聡(40=飯塚)の猛追を振り切って快勝を収めた。

 ナイター開催とはいえ、1Rは発走が14時51分の日中。そのオープニングレースを制し幸先良く白星発進を決めたのが鈴木宏だ。最高H最アウトの位置からしっかりと責務を果たした。

「車は(前節の)山陽優勝戦(3着)のままいったけど、昼間は微妙ですね。合っていない。だから突っ込んでから(車が)流れていた」。となれば当然、エンジンに手を加えるかと思われたが「タイヤだけ替えていきます」とサラリ。

 元々が「ベースはいい」と話しエンジンへの信頼度は高く「夜の方が合いそうなので、タイヤだけ」。昨年散々苦しんだ跳ねに関しても「フォークのバネの組み方を変えて」近況はほとんど影響がなく安定した成績が残せている。

 2日目は初日とは打って変わり締めくくりの12Rに出場する。紛れもないナイターレースで連勝への期待が膨らむ。