新型コロナウイルスに感染し、療養していたお笑いコンビ「よゐこ」濱口優と妻の南明奈が、実は入院していたことが明らかになった。27日夜、コンビのユーチューブチャンネル「よゐこチャンネル」の中で明らかにした。

 濱口は今月12日に発熱の症状が出たためPCR検査を受け、13日にコロナ陽性と判明。妻の南明奈もPCR検査を受けた結果、感染が判明した。

 濱口は24日に所属事務所を通じて療養期間終了を発表。南も同じく回復をツイッターで報告した。

 これだけ見れば、コロナ感染者の一般的な経過に思えるが、実は濱口は肺炎を併発し、入院していた。濱口は動画で「実は入院していました。50年間で初めての入院」と切り出し「あまり心配を掛けたくなかったので(入院の事実を)伏せていた」と話した。

 濱口によると、12日に39度台の高熱を発したため、レントゲン検査を受けたところ「肺炎」がわかり、即入院。コロナの疑いがあるため、妻の南も病院に呼ばれ、ともにコロナ陽性であることが判明したという。

 南も濱口と一緒に入院していたそうだが、軽症だったためスピード退院。かたや濱口は「2週間」入院したという。

 入院中は「とにかく腹が減る」と笑った濱口だが、退院後は「ビックリするほど筋力が落ちてますね。歩こうとしたらフラフラ」と振り返った。

 濱口は医療従事者に対し「もっとピリピリしているのかなと思ったけど、皆さん、明るく元気に笑顔で働いていて…」と回想。その上で「迷惑かけちゃいかんなと。でも、俺が退院するときに『頑張ってください』と言ってくれて。逆ですよ。これから大変な時に」と感謝の言葉を並べた。