演歌歌手・真田ナオキ(32)が29日、都内のスタジオで「とにかくyo! 2時間ぶっ通しで唄いたいんだyo!! by 真田ナオキ」と銘打ち、無観客による有料配信イベントを開いた。

 真田は2020年から「USEN元気はつらつ歌謡曲『真田ナオキのUSEN渋声横丁』」(USEN C―42チャンネル)のレギュラーMCを担当。この日の配信イベントは同番組の特別企画で、本人が時間の許す限りいろいろな歌を歌いまくるというプログラムだ。

 真田は昨年発売のアルバム「真田ナオキの世界」から陽気で楽しい楽曲「Happy hour」でスタート。オリジナル曲「恵比寿」「酔いのブルース」、3月9日発売のニューシングル「渋谷で…どう?」のほか、新浜レオンの「離さない 離さない」、純烈の「恋は青いバラ」などのカバーも披露。さらに、バラード楽曲から徳永英明の「レイニーブルー」、あいみょんの「裸の心」なども熱唱した。

 2時間超にわたって全28曲を歌いまくり、「とにかく長い時間ステージをやりたいと、一昨年から言い続けてきたので、歌う時間が少ない昨今、それが実現し、むちゃくちゃ楽しかったです。次回は100曲に挑戦したいですね(笑)」と目を輝かせた。

 今回の衣装として着用した黒のスーツは、タレント・うつみ宮土理から昨年末プレゼントされたという。「『演歌・歌謡界を元気にするためにも、あなたのような若い歌い手さんが頑張ってほしい』と言って僕にくださったもので、これを着ると、うつみさんから背中を押してもらっているような気がします」とうれしそうに話していた。