社会学者の古市憲寿氏が30日、日本テレビ系「真相報道 バンキシャ!」にリモート出演。今年もやはり五輪への〝無関心〟を貫いた。

 番組では北京五輪が行われる会場や、メディアセンターなど各設備の徹底したコロナ対策をリポート。これを見た古市氏は「見せ方がうまい。取材陣が来ると分かっていてロボットにカクテルを振るとか、放送されると分かっていて見せるプレゼンテーションがすごい上手だなと思った。中国って、ほんとの分岐点はオリンピックの成功ではなく、そのあとのゼロコロナ対策をいつ辞めるかだと思う」と分析した。

 するとMCの日本テレビ・桝太一アナウンサーが「あの…古市さん、今年も諦めずに聞き続けますけど、オリンピックの方はいかがですか?」と重ねて質問。

 古市氏は「オリンピックってもう始まったんですか? 僕ね、いつ始まったか何の競技かも分かんないんですけど、まだ始まってないですよね?」と無関心を装った。

 枡アナは「5日後と先ほど申し上げました」と突っ込みつつ「でも、日本テレビ系でもさまざまな競技を放送しますんで、ご覧いただければと思います」と懸命にアピールした。

 これに古市氏は「はい。機会があれば」とぽつり。枡アナは「フフ…。見てないな…」と肩を落とした。