お笑いコンビ「麒麟」の川島明が30日放送のTBSラジオ「川島明のねごと」に出演。ゲストのパンサー・向井慧に番組ヒットの秘訣を説いた。

 向井と言えば、伊集院光がメーンパーソナリティーを務め、今春に終了する同「伊集院光とらじおと」の〝後釜〟として起用される。

 これに川島は「昨年で言う、私が『ラヴィット!』をやらせてもらった状況とめっちゃ似てる」と分析。続けて「大師匠が前の番組をやられてた枠に、川島がMCになって『え、川島?』『ほかの番組でMCやってないぞ!』というところからスタートして、なんとかですけど、昨年よりは軌道に乗ってきた。その流れで、伊集院さんが勇退されると。『これはやっぱラヴィット!の例もあるし若い奴のパワー借りようぜ』で向井さんになったと思う」とエールを送った。

 向井は川島のMCぶりが「(伊集院の後番組は)荷が重すぎるし、どうしよう?という中『やろう』となった一つの要素」と感謝。成功の秘訣についてアドバイスを請うた。

 すると川島は「1年ですけど先輩として言えるのは、立ち上がりは3か月ぐらい、いろんな人にいろんなこと言われます。枠が偉大だから。裏も強いし。3か月の間いろんなこと言われますけど、そいつの名前絶対忘れないことです」とズバリ。

「その3か月間はつらいですよ。集中攻撃ですよ。ネットニュースも、著名人もツイッターで攻撃してきます。『ラヴィット!』という名前出してもらえるだけでありがたいんで、こっちは亀みたいな状態で3か月はガードの時期です。みんなが踏んだり蹴ったりします。チラッと踏んでるやつの顔は見といてください。『こいつ、ほんま…』というのは原動力になります」と〝怒り〟のパワーを力説した。