俳優梅沢富美男(71)が30日、ブログを更新し、兄で俳優の梅沢武生さん(本名池田武生)の葬儀を同日に執り行ったことを報告した。

富美男は「本日兄梅沢武生の葬儀が終わりました 皆様のおかげで盛大に送ることが出来ました 本当にありがとうございます」と報告。祭壇の写真も掲載し「兄も喜んでいると思います」とした上で「僕ももう71歳、あと何年舞台に出られるかわかりませんが、体力が続くかぎり、皆様に見たいと思っていただけるかぎり兄の残した劇団を守っていきたいと思います」とコメント。「さぁ、明日は宇都宮で公演です 兄と一緒に立つつもりで舞台を努めます」と、31日に栃木・宇都宮で予定している「梅沢富美男&研ナオコ『アッ!とおどろく夢芝居』2022」への意気込みをつづった。

武生さんは16日午後9時15分、肺炎のため東京都新宿区の病院で82歳で亡くなった。武生さんは大衆演劇の役者だった父親から梅沢劇団2代目座長を譲り受け「梅沢武生劇団」を率いた。2012年(平24)に富美男に引き継ぐまで、歌謡ショーを盛り込んだ大衆演劇の普及に尽力した。