女優の唐田えりか(24)が〝唐田二世〟を探していた!? 東出昌大との不倫騒動で一時期は休業状態となったが、今月5日に主演映画「血ぃともだち」が一夜限りで公開されることが決定するなど、いよいよ本格復帰の期待が高まっている。休業中は所属事務所の裏方として事務作業などをこなしていたというが、なんと〝女優発掘〟にも尽力していたというのだ。


「期待の若手女優」として評判だった唐田がつまずいたのは、2020年1月に発覚した東出の不倫だった。

 出演していたドラマ「病室で念仏を唱えないでください」(TBS系)をわずか1話で降板。カメラ雑誌で連載をしていた時期はあったが、女優としては事実上の休業状態となり、事務所で裏方として働いていた。

 そんな唐田が5日に東京・テアトル新宿で公開される「血ぃともだち」で、一夜限りながらスクリーンに帰ってくる。

 唐田、尾碕真花、天野菜月、日比美思の4人が主演を務め、アニメ映画「攻殻機動隊」などで知られる押井守監督の作品。「献血部」に所属する女子高生4人が、人間を襲えない吸血鬼を自分たちの血で養おうとする異色コメディーだ。

「撮影されたのは不倫が発覚する前。20年4月に公開予定だったが、コロナ禍で4度も延期になった。お蔵入り寸前の危機でしたが、押井監督ファンの劇場で見たいという思いを受けて、一夜限りの公開が実現した。唐田さんも公開を喜んでいると聞いてます」(映画宣伝スタッフ)

 唐田をめぐっては、映画「死体の人(仮)」にデリヘル嬢役として出演し、すでに撮影も終えていることがニュースサイト「NEWSポストセブン」で報じられた。

「清純派」と呼ばれた唐田からすれば思い切った挑戦となったが、年内公開で調整しており、再出発を左右する重要な作品になりそうだ。

 もっとも休業中の唐田は人間的に成長した。それもそのはず。面倒見の良さで知られる事務所「フラーム」は厳しく社会人教育をすることで有名。唐田も不倫騒動を猛省し、事務員として働くだけではなく「少しでも役に立ちたい」と〝女優発掘〟に一役買っていたという。

「新時代の女優発掘を模索するフラームは、最近ではデジタル世代に注目をしている。TikTokなどで注目されている一般人にもコンタクトを取っていて、ネットに慣れ親しむ唐田も女優の卵を探していたとか」(芸能プロ関係者)

 フラームは広末涼子、戸田恵梨香、有村架純、田中みな実、松本穂香ら多くの人気女優を抱える。一般人をスカウトすることはまれだが、唐田は珍しく熱心にスカウトされて所属した経緯があり、自身の経験を生かした。

「不倫騒動が明るみに出た時、事務所内で唐田を手放すことも検討されましたが、女優としての才能を買われて〝マネジャー預かり〟で復帰の道を探っていた。一時期、消息不明説が流れたときはスタッフが『そんなことはない!』と大激怒したほどです。唐田は見捨てずに親身になってくれたスタッフに『何でもする』と恩返しを誓っている」(前同)

 一夜限りとはいえど、出演映画公開を追い風に表舞台に戻れるか。