昨年現役を引退した元西武の松坂大輔氏(41)が1日、「報道ステーション」(テレビ朝日系)に出演。キャスターデビューを飾った。

 松坂氏は冒頭、「少し恥ずかしいですね。まさか自分がスポーツキャスターになるとは思っていなかったので」とハニかみながら「少しでも視聴者の皆様が『オッ』と思っていただけるプレーをお伝えしていければいいなと思っています」と意気込みを語った。

 この日は古巣・西武と広島のキャンプ地を訪れた松坂氏。広島ではメジャー挑戦を表明し、キャンプには不参加の鈴木誠也の後継者について同級生の東出野手総合コーチにインタビュー。松坂氏は「宇草選手が面白そうです」と3年目の若ゴイの名を挙げた。

 日米通算170勝のレジェンドにカープナインも注目。番組では松坂氏のもとに昨季の最多勝右腕・九里が「スライダーの握りを教えて下さい」と直談判したことが明かされた。まさかの逆取材に松坂氏は「突然でびっくりしたんですけど、他球団の選手と話ができるのもこういう立場になったからかなと思いました」と振り返った。