俳優の東出昌大が1日、34歳の誕生日を迎えた。2020年1月に不倫が報じられた女優・唐田えりか(24)は映画「死体の人(仮)」で本格的に再稼働。一方の東出の最新主演作もわかった。何と、クスリで逮捕される落ちぶれサラリーマンを演じるというのだ。

 世間に大騒動を巻き起こした不倫報道の当事者たちはすでに、別々の道を歩んでいる。

 唐田は一時活動を控えたが、昨年9月から再開。翌10月に始まった「死体の人(仮)」(公開時期未定)の撮影で本格的に女優復帰した。

 一方、東出は最新主演作で、クスリで逮捕される落ちぶれサラリーマンを演じることが分かった。5日から始まる主演舞台「悪魔と永遠」(東京・本多劇場)。俳優の尾上寛之、「劇団4ドル50セント」所属女優の前田悠雅らと共演する。物語の詳細は公表されていないが、同作関係者が明かす。

「劇中で東出さんはある女性と知り合い、薬物に手を染めて逮捕されるサラリーマンを演じます。ドン底から更生する物語です。どんな役でも引き受ける覚悟だそうです」

 20年の不倫疑惑でオファーは激減。同作は〝同情〟を寄せられて決まった仕事だったという。

「不倫疑惑が浮上してSNSでバッシングされていたころ、東出さんは新進気鋭の舞台関係者と知り合いました。その舞台関係者は東出さんをふびんに思い、彼を主演にした作品を作り始めたんです。女性との出会いで人生が一変し、再起を図るところは東出さん自身をほうふつとさせます」(前出関係者)

 もっとも、今回は救いの手を差し伸べられたが、今後何度もそんな〝同情キャスティング〟が得られるとは限らない。

 特に昨年10月には、交際女性をロケ先の広島まで呼び寄せ、共演者やスタッフも宿泊するホテルで〝密会〟したと「週刊文春」で報じられた。所属事務所もこれにはカンカンで、業界関係者からも不評を買ってしまった。

「ロケ先にまで女性を連れてくるような遊び半分のやつとは仕事したくないという人もいます。また連れて来られたらたまりませんからね」(映画関係者)

 生活は困窮している。東出は不倫疑惑で出演CMが終了し、2億~3億円の違約金を抱えたとされる。20年8月に女優の杏との離婚を発表。「女性セブン」によると2女1男の親権を得た杏に、子供一人当たり月額1万円、計3万円の養育費しか払っていないというが、この〝渋チン〟も背景に生活苦があるようだ。

 東出は1日、34歳の誕生日を迎えた。今年は勝負の1年になる。