1970年代にスーパーグループとして活躍したクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(CSN&Y)のメンバー、グラハム・ナッシュが、1日(日本時間2日)盟友ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェルに続き、Spotifyから自身の楽曲を削除するよう要請していたことが分かった。英「ガーディアン」など複数の海外メディアが報じた。

「Spotifyで(キャスターの)ジョー・ローガンにより広められた新型コロナウイルスの誤った情報を聞き、僕は友人のニール・ヤングに完全に同意して彼を支持することを決めた。僕のソロの楽曲を削除するよう要請しているところだ。ある事象について様々な意見を受け入れようとすることと、270人の医療専門家たちが危険だとした虚偽の情報を故意に広めることとの間には、大きな違いがある」と声明を出している。

 1月末にはニール、ジョニが、ローガン氏のポッドキャストが新型コロナウイルスのワクチンをめぐる偽情報を伝えているとして、Spotifyから全楽曲を引き上げたばかり。CSN&Yは全米1位を記録した70年のデビューアルバム「デジャ・ヴ」でジョニ作の「ウッドストック」を発表しており、3人の盟友関係は50年以上に及んでいる。