熱いメッセージを送られた。ソフトバンクの甲斐拓也捕手(29)が2日、野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督(60)から侍の〝扇の要〟を託された

 この日、鷹キャンプを視察した栗山監督と会話し「一緒に汗を流して、」と熱のこもった言葉をかけられた。

 もちろん、意気に感じている。「すごく響きました。その覚悟でもちろん栗山さんもやっていると。捕手はその覚悟で付いてきてほしいんだと言っていただいた」と思いに応えるべく力を込めた。

 今キャンプで甲斐は城島特別アドバイザーから〝打率2割7分、0本塁打〟をテーマに打撃指導を受けている。昨季は打率2割2分7厘、12本塁打でリーグ最多の142三振。確実性に欠けた。「そういった数字を残していければ、もっとチームの得点につながってくると思う」。さらなるレベルアップに向けてスタイルチェンジを模索している。

 2022年は自己最高の成績を残すことを目標にしている。さらなる進化を遂げて、自信を持ってその先にある世界との戦いに向かう。