俳優の谷原章介がMCを務める「めざまし8」(フジテレビ系)で3日、家族が新型コロナウイルスに感染したことで1月31日から番組出演を見合わせていたメインキャスターの永島優美アナウンサーが6日ぶりに自宅からリモート出演した。

 番組冒頭、谷原が「今日は濃厚接触者となっている永島さん、自宅からリモート出演してくださいます」と紹介。永島アナはマスク姿で「現在、家族の症状もないということで、マスクをして家庭内で感染予防をしながらリモート出演させてもらいます」と元気にあいさつした。

 体調を聞かれると「体調はいいです。全く何もないんですけれども、ただ人生初の家からのリモート出演なので緊張します」。谷原からヘアスタイルについて「ちょっとハネてますね」と突っ込むと「やっぱり自分でやるとダメですね」と苦笑した。

 同番組では1月日に倉田大誠アナウンサーが感染し、出演を見合わせている。

 自主隔離について、永島アナは「家庭内で感染予防するって思った以上に難しいです。限られた間取りの部屋で自分が感染しないための対策を徹底するという物理的な難しさをすごく感じます。一方で一緒に暮らしている家族だからこそ、変化に気付けたりとか、コミュニケーションを取れたりすると思いますので、1人で療養されていて症状がある方は非常に不安で仕方ないんだろうな、と感じますね。家族だからこそ(陽性となった家族の)体調も気になりますし、大丈夫かなと見に行きたくもなるんですけど、やっぱり自分が感染しないことも大事なので、そのあたりの葛藤も、自宅内隔離されている方だと、持っているんじゃないかと経験してみて思います」と心境を語った。

 さらに「1人で療養されている方も、小さいお子さんだったり、ご高齢の方のいるご家庭だといろいろ気を付けないといけないこと、大変なことも増えてくると思うのでその難しさはありますよね」と同様に自宅療養する家庭へ思いをはせた。