ロンドンブーツ1号2号の田村亮(50)が3日、映画「ブルー・バイユー」(11日公開)の試写イベントに出席した。

 映画は家族がテーマ。主人公のアントニオは3歳の時に養子として韓国からアメリカに渡るも、30年以上経って当時の書類に不備があったことが発覚し、家族と引き離されそうになる危機に立ち向かうというストーリーだ。

 家族との絆を感じた時について聞かれた亮は、少々答えづらそうにしながら「ぶっちゃけ言うと、前ちょっと謹慎することがあって、謹慎している時の家族の立ち振る舞い、接し方というか。何も言わずに見守ってくれている。その雰囲気に感謝しています。頑張らなあかんと思いましたし、絆は感じましたね」

 映画の終盤には主人公が大きな決断をするシーンがある。亮にとっての大きな決断とは何なのか? 「言うてほしいんでしょ」と苦笑いしつつ、あげたのは、闇営業騒動に関連して宮迫博之と一緒に会見を開いたことをあげた。「(正しかったかは)分からないです。あの時はあれしかできなかった。メンタル的にはあれしかなかった」と正直に告白した。

 現在、亮は相方・田村淳が社長の会社「株式会社LONDONBOOTS」に所属。同社と吉本興業は専属エージェント契約を結んでいる。先日、淳は「そろそろ吉本に戻ってほしい」と亮に訴えたが、当の本人は「戻れないでしょ。あれ(闇営業騒動)で色んな人の人生変わってるじゃないですか。入江、いやバイユー君(映画タイトルのブルー・バイユーは青い入り江という意味)は芸人を辞めた。宮迫さんも色々じゃないですか。堂々と戻っていける、そこまでメンタルの強さは持ってないです」とキッパリと否定した。