血液のがんの一種、症候性多発性骨髄腫で闘病中の漫才師宮川花子(67)が3日、夫大助(72)とともに、闘病記「あわてず、あせらず、あきらめず」(主婦の友社)の出版会見に臨んだ。

福を呼び込もうと節分を選び、花子は「遺作品ではありません。私の希望をのせてます」と満面笑み。コロナワクチン接種後のタイミングで数値が悪化して、化学療法を再開し新たな抗がん剤治療を受けながらも、昨年末には約2年半ぶりに舞台に立った。自宅2階へ自力で移動できるまで回復し趣味の手芸も楽しむ。今後は体調と相談して講演の依頼を受けつつ、将来的には漫才復帰を目指す。